お名前.comの共有サーバーSDプランへSSH接続を試してみる

今更ですが、お名前.comさんの共有サーバーでも、SSHログインによるリモートでのシェル操作が可能と知り、運用してるサイトでも利便性が増すのでは!? と、若干の期待も込めて試してみました。

対象者
お名前.comの共有SDプランを契約していて(しようとしていて)、リモートでシェルコマンドを実行したい方向け
実行環境
クライアント
OS
macOS Sierra v10.12.4
SSHソフト
OpenSSH_7.4p1
サーバー
OS
SunOS(Solaris) v5.10
SSHソフト
Sun_SSH_1.1.6

SSHって?

まず、SSHとは?

SSH[Secure Shell(セキュアシェル)]とは、物理的に離れた場所にあるサーバーとの通信を全て暗号化することで、データー転送やリモートでのシェルコマンドを安全に行うなめの接続方法になります。

また、SSHには数パターンのログイン方法がありますが、お名前.comの共有サーバーでは、ユーザー名とパスワードを使ってログインする認証方式のみになっているようなので、今回はパスワード認証でログインしていきます。

それでは、サーバーへのSSHログインを進めていきたいと思います。

事前準備

SSHクライアントツールの確認

Mac(Unix系のOS)であれば、デフォルトでOpenSSHというSSH接続用のクライアントソフトが備わっているはずなので、Terminal.appで下記コマンドを叩いて確認してみましょう!

# OpenSSHのバージョン確認(オプションの"V"は大文字)
$ ssh -V
OpenSSH_7.4p1, LibreSSL 2.5.0

因みに、WindowsではTeraTermやputtyがSSHクライアントとして有名なようですが… あいにく近くにWindowsが無いので…。

サーバー側の設定

SSH接続の有効化

お名前.comの共有サーバーは、SSH接続がデフォルトだと「無効」になっているので、以下の手順でコントロールパネルから設定を「有効」にしておきます。

【お名前.com共有サーバー SSH設定の変更個所|コントロールパネル-トップページ】
お名前.com共有サーバー SSH設定 Part.1

コントロールパネルにログイン後、トップページからWeb設定の項目から、FTP・SSHアカウントのページへ進みます。


【お名前.com共有サーバー SSH設定の変更個所|Web設定-FTP・SSHアカウントページ】
お名前.com共有サーバー SSH設定 Part.2

SSH接続設定の項目を、「無効」から「有効」にオプションを切り替えて、変更ボタンをクリックします。

アカウントとホスト、パスワードの確認

【お名前.com共有サーバー SSH接続に必要な情報】
お名前.com共有サーバー SSH設定 Part.3

上記の設定ページと同じく、SSH接続に必要なアカウント名とホスト名、パスワードもこちらで確認することができます。

リモートサーバーへのログイン

SSHログインの実行

事前準備が完了してところで、実際に接続してみたいと思います。

SSHでのログインコマンドは、[ssh アカウント@ホスト(若しくは、ipアドレス)]になるので、先程確認したアカウントとホストを「@」でつないで入力します。

returnキーで進むと、次にパスワードを聞かれるので、これも先程確認したパスワードを間違えないように入力します。

ここ、セキュリティー上の仕様なのか、パスワードを間違えると一定時間ログインできない状況に陥ります(´ε`;)

一応、時間を置いて再度ログインを試みたら大丈夫でしたが…。「ンッ!? ンンッ!!?」 って気持ちになるので気を付けましょう!!!

# リモートサーバーへ SSH接続ログイン
$ ssh sdXXXXXX@gmoserver.jp@sshXX.gmoserver.jp

# パスワードを求められるので入力する
Password: XXXXXXXX

# ログインと接続中の状態 
SSH server
ssh$

お名前.comさんだとアカウントとホストをつなぐ「@」と、アカウント名の「@」がちょっとややこしく感じる部分でしたが、取り敢えずこれでSSHログインは完了です!

利用可能なコマンド

動作保証されているコマンドが公式ページに照会されているので、利用可能か分からない場合はそちらで確認できます。

動作保障コマンド一覧

正直、僕は一覧中の2割程度しか使わないので、これだけあれば全然問題になりません(゚A゚;) が、MySqlコマンドが使えたらなーと。

まぁ、共有サーバーなので致し方ないですね。

因みに公式より、

SSH接続によるコマンド操作はコマンド操作のスキルをお持ちの上級者の方向けの機能になります。

下記お客様ディレクトリ配下に初期セットアップ時より設置されているファイルにつきましては、変更もしくは削除した場合に、お客様コンテンツの表示に影響がある場合がありますのでコマンド操作の際十分ご注意ください。

ドメイン名/kantan-cgi/配下のファイル

ドメイン名/配下で先頭にドットが付与されているファイル



とのことです。

そもそもシェルコマンド自体、間違えると危険な代物なので、実行時には十分な注意と、後は自己責任ですね。

試してみた結果と感想

ほぼ、興味本位で試してみましたが、「リモートでシェルコマンドを実行してみたい!」など、SSH接続を始める初級者の方には、参考になる部分もあったのではないでしょうか?

今回、お名前.com共有サーバーの仕様上、SSHログインの中でも簡易的なパスワード認証での接続だったこともあり、特に難しいこともなく、慣れればファイルマネージャーやGUIのソフトをわざわざ立ち上げずにサクッとファイルを転送したりできるので、実用性もあり今後の利便性も向上するのではないかと感じました。

欲を言えば、やはりMySqlコマンドが使えたらなーっと…。

以上。