MAMP4のインストール|初期設定からブラウザでの表示確認まで

久々にMAMPの最新版を確認したら、いつの間にやらv4.4.1にアップデートされていました Σ(゚Д゚)

ほったらかしも恥ずかしい話しですが、ヴァージョンアップついでに、MAMPのインストール方法から初歩的な設定と、テストページの表示手順までを残しておきたいと思います。

対象者
Web製作環境(サーバーサイド)を手軽に構築してみたい方
実行環境
macOS Sierra v10.12.4

MAMPとは?

MAMPとは、

Mac(マック)
mac OS
Apache(アパッチ)
Webサーバー
MySQL(マイエスキューエル)
データベース
PHP(ピーエイチピー)
サーバーサイドスクリプト

上記のうち、Mac以外がオールインワンになったパッケージソフトのことで、それぞれのイニシャルをとって、MAMP = マンプと読み、Macにインストールすることでローカル上にWeb製作のテスト環境を構築することができます。

そもそもMacには、ApacheサーバーとPHPがビルトインされていますが、MAMPでは諸々の設定が一元管理されるので、MAMPさえ立ち上げてしまえば、とりあえずの環境が構築できる。と、その手軽さが最大の魅力になっていると思います。

特に、これからPHPやMySQLに入門する方にとっては、追加でMySQLを個別インストールするよりも分かりやすく、サーバーサイドの環境を構築するのに最良な方法ではないでしょうか!?

いつの間にか、WebサーバーはApache以外にもNginxが選択できるようになっていたり、Windows版もリリースされていました…。
これはもう、もはや「MAMP」のイニシャルは関係なくなってるよね(´ε`;)ウーン…

MAMPのインストール

インストール自体は、以下の手順で進めていけば特に難しいことはないと思います。それでは、落として入れてみましょう!


MAMPインストールパッケージのダウンロード

【MAMP公式サイトのダンロードページ 1】

ダウンロード >> MAMP公式サイト

上記、MAMP公式サイトのダウンロードページでFREE(無料)版ダウンロードをクリックすると、最新版のMAMPダウンロードページへ進みます。

因みに、FREE(無料)版をダウンロードしても、PRO(有料)版も一緒にダウンロードされます。多分…。
PRO版は、インストール時に省くことができるので、それは後ほど。


【MAMP公式サイトのダンロードページ 2】

同じように、[Download]ボタンをクリックすると、インストーラパッケージがダウンロードされると思います。


【ダウンロードされたMAMPのインストーラパッケージファイル】

MAMPのインストール

ダウンロードしたインストーラパッケージをクリックして、インストーラからの質問に答えるかたちで進めていきます。
が、特に迷わず、[続ける]ボタン連打でOKかと思われます (∩´∀`)∩


【MAMPの4.4.1のインストール|はじめに】 MAMPの4.4.1のインストール|はじめに

続ける]をクリックする。


【MAMP4.4.1のインストール|大切な情報】 MAMP4.4.1のインストール|大切な情報

ここに少し重要なことが書かれてました。独自翻訳なので不正確ですが、

  • アプリケーション直下に入れてくださいね。そして、ディレクトリを変更したり、リネームしたりしないでくださいね。
  • 古いヴァージョンのMAMP(インストール済み)発見したら、既存のデータベースをコピーして、古いMAMPがあれば別にリネームしておきますよ。

みたいな内容だと思います。

んっ?

もう一度言います。独自翻訳なので不正確です。 (-_-;


【MAMP4.4.1のインストール|使用許諾契約】 MAMP4.4.1のインストール|使用許諾契約

ここも、特に気にせず[続ける]で次へ。


【MAMP4.4.1のインストール|使用許諾契約の同意】 MAMP4.4.1のインストール|使用許諾契約の同意

すると、同意を求められるので[同意する]をクリック。


【MAMP4.4.1のインストール|インストール先】 MAMP4.4.1のインストール|インストール先

インストール先(ほとんどの場合、Macintosh HD になるかと。)を選択して、お馴染みの[続ける]を。


【MAMP4.4.1のインストール|インストールの種類】 MAMP4.4.1のインストール|インストールの種類

ここで、FREE(無料)版のみをインストールするため、❶[カスタマイズ]をクリックして、カスタムインストールへ進みます。
PRO(有料)版も合わせてインストールしたい場合は、❶をスキップして、そのまま❷[インストール]で次へ。


【MAMP4.4.1のインストール|インストールの種類】 MAMP4.4.1のインストール|インストールの種類

デフォルトだと、MAMP PROの項目にもチェックが入っているので、チェックを外し[インストール]をクリックします。

FREE(無料)版のみをインストールする場合のみ。

【MAMP4.4.1のインストール|インストールの種類】 MAMP4.4.1のインストール|インストールの種類

パスワードの入力を求められるので、Macにログインしているユーザー名とパウスワードを入力して、[ソフトウェアをインストール]をクリックします。


【MAMP4.4.1のインストール|インストール】 MAMP4.4.1のインストール|インストール

インストーラーがインストールを開始します。


【MAMP4.4.1のインストール|概要】 MAMP4.4.1のインストール|概要

ピコッン♪

これで無事インストール(アップデート)完了!! です。

[閉じる]をクリックして、インストーラーを終了します。
インストールパッケージを削除するか聞かれると思いますが、必要ないので削除してしまいましょう。



起動時画面の各アイコンについて

インストールが完了したので、とりあえず起動してみましょう!

【MAMP4.4.1 起動時の画面】
MAMP4.4.1 起動時の画面

MAMPを最初に起動した時のスタートアップスクリーンは以下のようになっています。

  • ❶Apacheサーバー の状態
  • ❷MySQL Server の状態

❶・❷は、共にランプが緑色に点灯していたら正常に起動している状態になります。

❸は、サーバーの起動・終了を切り替えるボタンで、クリックする度に[サーバーを停止]と[サーバーを起動]を繰り返します。基本的には、このボタン操作だけで必要なサーバーを全て一発起動することができます。


やっておいた方がいい初期設定

上にも書いた通り、MAMPは特に設定することなく、インストール直後からボタン1発でWeb製作環境が立ち上がる、その手軽さが1番の魅力かなと思いますが、より快適な環境にするために少しだけ設定を変更しておきたいと思います。


MAMP側のPHPへパスを通す

MacにはPHPがビルトインされているので、デフォルトだとMac本体側のPHPにパスが通っているはずです。
Terminal.appを起動して、whichコマンドで確認してみましょう。

【現在使用しているPHPを確認】
# 使用中のPHPのパスを確認する。
$ which php
/usr/bin/php # ← Mac本体側のPHPのパス

上記のように、「/usr/bin/php」が返ってきたら、Mac本体側のPHPが実行されています。

そのままでも使えますが、折角MAMPをインストールしたのにMac本体側のPHPを実行するのは何とも不吉な予感しかしないので、MAMP側のPHPが実行されるようにしたいと思います。


MAMP側のPHPは、「/Applications/MAMP/bin/php」に複数のヴァーョンがあるので、実行するPHPをヴァージョンまで指定してパスを通します。

【MAMP側のPHPリスト】 MAMP側のPHPリスト

リストの中から、今回は最新ヴァージョンのphp7.2.1へパスを通したいと思います。


設定は、Macデフォルトのシェルがbashなので、bashの設定ファイル(.bash_profile)にパスの環境変数を定義しますが、まずは、「.bash_profile」が存在するか確認し、もし無ければ新たに作成する必要があります。

【findコマンドで「.bash_profile」を検索】
# カレントディレクトリをホームディレクトリへ変更して、「.bash_profile」が存在するか確認する。
$ cd ~  #ホームディレクトリへ
$ find . -name ".bash_profile"  #.bash_profileを検索

【.bash_profileの検索結果】 .bash_profileの検索結果

もし、「.bash_profile」が存在しない場合は、touchコマンドで新規作成します。

【touchコマンドで「.bash_profile」を新規作成】
# カレントディレクトリをホームディレクトリへ変更して、「.bash_profile」を作成する。
$ cd ~  #ホームディレクトリへ
$ touch .bash_profile  #.bash_profileを作成

「.bash_profile」は、Finderに通常表示されない隠しファイルになっているため、ファイル名の頭に「.」が付いています。

「.bash_profile」に、MAMP側のPHPへのパスを追加します。

下記では、念のため現在の値($PATHの中身)より左側に追記して設定の優先度を上げています。

【MAMP側のPHPへパスを追加】
$ PATH=/Applications/MAMP/Library/bin:/Applications/MAMP/bin/php/php7.2.1/bin:$PATH

sourceコマンドで設定を反映させます。

【sourceコマンドの実行】
$ source ~/.bash_profile

再度、whichコマンドでMAMP側のPHPへパスがきちんと通っているか確認しましょう。

【whchiコマンドで実行されているPHPを確認】
$ which php

以下のような結果が確認できればOKかと。

【「.bash_profile」の変更反映の結果確認】 .bash_profileの変更反映の結果確認

これで、何とも言えない不吉な予感が解消されました!


ポート番号の変更方法

MAMPはデフォルトのままだとWebサーバーのポート番号が「8888」、MySQLサーバーのポート番号も「8889」とMAMP独自のものになっています。
なので、一般的? 通常の? と言うのか、Webサーバーは80番ポートに、MySQLサーバーは3306番ポートにします。

ポート番号を戻してやると、例えばWebサーバーの場合、

8888番ポート(デフォルト)を使用した場合
https://hogehoge.com:8888
80番ポートを使用した場合
https://hogehoge.com

と、Webアドレスのケツにわざわざポート番号(上の例にある、:8888)を指定する必要がなくなります。

これは、ウェルノウンポート番号といって、どこかの賢い組織がWebサーバーの標準のポート番号を「80」番に設定・管理しているおかげで、ポート番号を指定せずにWebサーバーに繋げられるかららしいんですが…。 正直、奥深い詳しいことまでは解りません m(_ _;)m


【MAMP4.4.1 設定】

ポート番号の変更は、ツールバーの[MAMP]から[preferences]をクリックするか、ショートカットキーcommand,で、MAMPの設定画面になるので、❶[Ports]タブを選択して、❷[Set Web & MySQL ports to 80 & 3306]をクリックして変更します。


【ApacheサーバーとMySQLサーバーのポート番号変更】 ApacheサーバーとMySQLサーバーのポート番号変更

上記のように、WebサーバーのApache Portが80番ポートに、MySQL Portも3306番ポートに変更されたら、[OK]をクリックしして、設定変更は完了です。

これで、ポート番号を指定せずに、ホスト名(URL)のみで解決できるようになりました。



ブラウザで確認する

最後に、確認用のPHPファイルを作成して、Webブラウザに表示してみたいと思います。


確認用テストファイルを作成

MAMPのホームディレクトリは、

$ pwd
/Applications/MAMP/htdocs

になるので、ここへテスト用のPHPファイルを作成します。

勿論、PHPファイルの作成はファインダーからでも何でもOKです。

【ホームディレクトリへ「index.php」を作成】
# htdocs(カレントディレクトリをホームディレクトリ)へ変更
$ cd /Applications/MAMP/htdocs/

# vimで新規にindex.phpファイルを作成・編集
$ vim index.php


作成した、index.phpの中身は下記のようにしたいと思います。

【確認用テストファイル「index.php」】
<html>
<!DOCTYPE html>
<head>
<title>MAMP TEST</title>
</head>
<body>
<?php echo "Hello PHP".phpversion(); ?>
</body>
</html>

*phpversion();は、PHPのヴァージョンを所得する関数です。

【「index.php」ファイルの保存・編集終了】

編集した、index.phpファイルを保存しておきます。

# vimで作成した場合は、:wqでvimから抜ける。
: wq


ブラウザでの確認方法

ブラウザに「http://localhost/」と入力すれば、先ほど作成したindex.phpファイルが表示されるはずです。

【MAMP4.4.1 テストサイトの確認】 MAMP4.4.1 テストサイトの確認

きちんと、今回設定した通りポート番号の指定をせずにサイトが表示されました。また、PHPのヴァージョンもMAMP側の指定したヴァージョンを所得しています。

∠( ゚д゚)/



まとめ

昨今のWeb製作の現場では、VagrantやDockerなどの仮想開発環境ツールを導入することが多いと思いますが、インスタントに開発環境を構築するなら、やはりMAMPは非常に手軽で、特にこれからPHPやMySQL(今回は一切触れませんでしたが…。)を学ぶ環境にオススメなんじゃないかなと思います。

後、僕の体力の問題で今回は入れ込めませんでしたが、もう少し踏み込んで、ヴァーチャルホスト(複数サイトの管理)の設定や、SSL(暗号化通信)化すると、より活用の幅も広がるのではないかなと思います。

と、言うことで体力が回復したらまた内容をまとめてアップしたいと考えていますが、今回はこれにて。

以上です。

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